茶事について
お茶は愉しいものです。茶事とは、少人数のお客様をお招きし、懐石・濃茶・薄茶をもてなす正式な茶会です。四季折々、さまざまな茶事があります。私共「茶寮いま泉」では、能楽堂や泉湧庵、吉端庵などで茶会を催し、ここ群馬県で茶懐石という懐石料理と茶のこころにふれていただくことが出来ます。お茶の世界にふれた事のない方々にとっては、「難しそう」「よく分からない」といって敬遠される方も少なくはありません。「茶道」というと何か難しい感じがしてきますが、「お茶や茶事」とはお客様を気持ちよくおもてなしする場面なのです。お招きしたお客様が気持ちよくいられる空間と時間なのです。だからこど、私共はここ群馬で和食・懐石料理を通してお茶を愉しんでいただける場所をご提供させていただきたいのです。
茶会は名器・名品の展示会ではなく、(確かに名器・名品を拝見するのは愉しい事です)亭主がさまざまな己の思いをメッセージとして道具の取り合わせで語らせるという大切な意味をもったものなのです。「賓主互換」「一座建立」「余情残心」こうした言葉で表現されてきたこころのふれあいに茶事のこころがあるのです。千利休は「茶はさびて、心はあつくもてなせよ、道具はいつも有合にせよ」とおっしゃっており、相応した道具でもてなすことがよいと戒められた御歌も残っております。私共は、茶事の愉しみをここ群馬県で懐石料理を通じて数多くの方々にお伝えしていきたいと思っております。
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